アマゾンジャパンの累計登録会員数は、1億人を超えます。日本人なら誰でも、本を買うため、CDを買うため、ミネラルウォーターを買うため、
画面をクリックしたことがあるでしょう。
その、年間40億個とも言われる、アマゾンジャパンの荷物を、ヤマト運輸と、日本郵政が配送しています。膨大な荷物の配送に加え、ヤマト運輸と、日本郵政は、アマゾンのサービスの1つである「時間指定配達」を達成するため、配送員の法定休憩時間を無視してでも、時間通りの配送をしています。
さらに世の中人手不足です。低賃金、長時間労働、きついノルマのため、配送業は、敬遠される業種の一つです。ヤマト運輸は、人手不足や、経営内容の改善のため、送料の値上げに踏み切りましたが、配送の現場の大変さは、金銭面でも、労働面でも、それほど変わっていないようです。
荷物の数が多くて、人出が足りないという中、筆者はこんな体験をしました。ある日、CDを1枚だけ買いました。いつもなら、日本郵政が、メール便をポスト投函してくれて終わりです。
筆者も時間に縛られなくていいし、配送業者さんも、再配達の可能性のない仕事です。ところが、アマゾンのページを見ると、配送業者がヤマト運輸になっており、受け取りのサインが必要な配送になっていました。
筆者は慌てて、ヤマト運輸に連絡して、配送時間を在宅時間に変えてもらい、配送日当日、待つこと1時間。届いたCDは、メール便の梱包をされた、CDでした。これは、アマゾンのミスです。
ポスト投函で終わる荷物を、受け取りのサインが必要な荷物にしたのです。
筆者は時間を縛られ、不便な思いをしました。ヤマト運輸も、わざわざ在宅時間に配送して、余計な手間を取らされました。
人手不足の世の中で、配送業者ばかりが苦労させられていますが、1人正義面している、アマゾンジャパンの仕事にも、問題があるようです。
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